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女性特有の症状

ケーススタディ|不妊症、慢性疲労 生理不順、不正出血、多嚢胞性卵巣、梅核気

◇症状・経緯

30代後半の女性。結婚後、仕事を辞めて家庭に入った方。何もしていないのに疲労感がひどく、家事もできない状態で寝ていることの多いとのこと。もともと多嚢胞性卵巣で生理が不順で、不正出血が続いていたこともあり、不妊治療も兼ねて体質改善のために来院。

◇見立て

東洋医学で言う「心脾両虚」という診断のもとに治療しました。

「心脾両虚」とは、ストレスからくる緊張や疲れから「心血」を消耗し、また同時にストレスは「脾気」を損傷しやすいので、結果として「心血」と「脾気」両方が不足している状態を言います。

長年にわたって継続してストレスを受け続けた結果、「心脾両虚」という状態になり、疲労感や不正出血、生理不順になっていたのです。これ以外に、「梅核気」という、のどに塊が感じられるような症状も出ていました。これも、この方の場合「脾気」が不足したために水はけが悪くなったことと、精神的な緊張が原因でした。

◇施術・経過

心脾両虚とストレスからくる緊張を緩める治療をその都度していきました。

また、原因不明の症状に悩まされていると不安になり、不安がまた症状を悪化させる、という悪循環になります。ですので、症状の原因をこちらが説明することで明らかにして不安を和らげ、同時に考え方の癖を自覚することで悪循環から脱するように、その都度じっくりお話をお聞きして、必要ならばアドバイスをしていきました。

治療を継続していくと、「この症状は、生活の中でこういう事があった後に出るな」という気づきがあり、気づきがあると予測も出来、また症状が出た時に原因が思い当たると、不安感も出にくくなります。

◇施術後のフィードバック

問診を受けて一回目の治療で、婦人科系が弱くて出血を起こしているのではなく、精神的な弱りが原因だというので、不妊治療ではなく、精神的な疲れ・緊張の治療をしていくとのことでした。
私は、何もしていないのに疲れているのは気のせいなのではないか、自分が家事をしたくないから寝てばかりなのではないかと思っていました。
けれど、先生が私の舌や脈を診て「相当疲れているね」と仰って下さった時、「私は疲れているんだ!疲れていると言っていいんだ!」と心救われた気持ちでした。

治療を受けていくうちに、いつの間にか不正出血がなくなっていました。生理の時の出血も、以前はどす黒い色で粘りがありましたが、徐々に綺麗な赤い色になり、粘りもなくなってきました。
けれど、子供ができない焦りで治療を止めたくなった時もありましたが、いつも先生が私の生活の中の不安や焦りや混乱、緊張を丁寧に聞き出して下さいました。その心の揺れの癖を自分で知る事で自分を理解し主人にも伝えることで理解して貰い、少しずつ心も安定していったように思います。
そして今、妊娠することも出来ました。
本当に先生には感謝しています。ありがとうございました。

◇鍼灸師からのコメント

この方は、根気強く継続して治療を受けて下さったのと、同時に根気強く自分と向き合っていった事が、症状の緩解と、妊娠に繋がったと思います。治療は受け身で良くなることも多いですが、能動的である事が必要となることもあります。そして能動的に自分と向き合うのはとても辛い場合もあるのですが、よくその辛さに耐えてらっしゃると感じていました。

それと、不妊治療にはご主人の理解も必要ですが、本当にご主人が優しくていい方で、夫婦仲がとてもいいご夫婦なので、それも妊娠に繋がったのだと思います。治療をすることで、夫婦の絆がより強まってくれると、本当に嬉しいですね。

※慢性的な疲労感も、不正出血も生理不順も梅核気も、原因は様々です。「心脾両虚」が原因とは限りませんのでご注意ください。

本山 裕子

本山 裕子

鍼灸師 ‐婦人科系、内臓系、心のお悩みが得意分野です。

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