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西洋医学では原因不明の症状

ケーススタディ|喉の痛み、激しい頭痛・発熱・食欲不振・だるさ

◇症状・経緯

喉の痛み、激しい頭痛と発熱、食欲不振と下半身の重だるさで来院。
直前に行った病院では咽頭炎・急性気管支炎と診断され、抗生剤と痛みどめが処方された。

◇見立て

最近の急な気温上昇で、温病に入られ、その前からのストレスによる緊張と、加齢による体の弱りがベースにあると判断しました。

◇施術

喉の痛み、頭痛は一回の治療で10→2、下半身の重だるさもほぼ消失。通院の継続を勧めて終了した。

◇施術後の経過

もともと風邪を引くと1か月以上長引くということでしたが、鍼の施術をするようになって長引かなくなったそうで、風邪を引いたら来院されるようになりました。寒い時期には寒邪(かんじゃ)による風邪でしたが、異常気象による急激な暑さにより、温邪(うんじゃ)に入られたと診断し、それにベースにある肝鬱気滞と腎虚(ストレスによる緊張と体の弱り)を加味しました。体調管理のため日頃から通院してくださっている患者様で、生活環境・体質を把握できていたので、よりシャープな効果がでる施術ができました。

本山 裕子

本山 裕子

鍼灸師 ‐婦人科系、内臓系、心のお悩みが得意分野です。

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