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内臓系の症状

コロナ後遺症

長引くコロナ禍

コロナ禍に入ってもう3年半ですが、感染者が減るどころか今やデータによると日本の感染者数は世界1位だとか。当院でも、この夏は感染や濃厚接触者疑いによるキャンセルが多く、鍼灸師仲間の先生達も似たような状況ということでした。もう感染対策など自粛に対する緊張感も無くなってきてしまっていますし、暑さと節電の呼びかけで、マスクや換気と熱中症対策が矛盾しており、どうして良いものか分からなくなっている人も多かったのでしょう。また、ここに来てじわじわと感染者が増えており、やはり冬もまた増える勢いのようですね。

 感染による症状は、無症状の方から風邪と同じようなもの、高熱、激しい喉の痛み、息苦しさなど報道で言われているものが多いようですが、毎週100人以上が全国で亡くなっていたそうですし、「単なる風邪」では後遺症は殆どありませんので、「単なる風邪」と言い切るのも難しいと思います。

コロナ後遺症とは

喉の違和感や長引く咳(これは普通の風邪でも多い症状です。所謂咳喘息と診断されて当院にみえる方は元々結構いらっしゃいました)、息苦しさやブレインフォグ、長引く倦怠感、微熱や熱があると感じるが計ると無い、などが他の風邪と違う症状でしょうか。当院にはおみえではないですが、起き上がれなかったり寝たきり状態になってしまっている方も多いそうです。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/link/kouisyou.html

東洋医学的解釈と施術

東洋医学的には、一般的な風邪もコロナも同様に、ウイルスや細菌が体内から除去された事を「治癒」としません。実際に風邪症状が残っているか、また、脈診やツボなどを観察して体表に風邪症候が残っているかで判断します。

私が施術した範囲ですと、

①風邪又はコロナによって発熱が続いた後に「余熱」が残り、それが悪さをして喉の違和感とそれに伴う咳、熱っぽさ、倦怠感や息切れが起きている事も多いです。その場合は、熱を取り去る施術をします。ブレインフォグはこの余熱によるものが多い印象です。

②また、寝ている間に体力が落ちたり、発熱で汗をかきすぎて消耗し、エネルギー不足で倦怠感や喉の違和感が出ている方も多いようです。この場合は補う施術をします。

③またコロナ感染による恐怖やストレスなどによる緊張が、上記①②の症状を助長している事が多いです。これは緊張を緩める施術が必要になります。

④また、PCRや抗原検査で陰性でも、引き続きずっと「風邪をひいた状態」の方もいらっしゃいます。東洋医学的な「風邪」とは「表証」といって、脈が浮いていたり経穴に風邪を引いた時特有の反応が出ているので、身体全体を観察し「風邪」の証拠集めをして判断します。この様な方は、たまに寒気がしたり身体がだるかったり微熱みたいな症状が出たり無くなったりしているようです。こういう場合は、風邪、表証の施術をすると改善していきます。

つまり「①余熱+③緊張」や「②弱り+③緊張」、「①余熱+②弱り」、「④長引く風邪症状」の組み合わせで体調不良が長引いているようです。どちらにしても、長引けば長引くほど不安になり「③緊張」による症状が加わっていくことも多いですから、本当なら後遺症初期に信頼出来る病院や鍼灸院と出会って、施術を受けるのが一番だと思います。

コロナ感染後の体調不良でお悩みの方は、是非お近くの鍼灸院へ相談してみてください。調布の方は、是非春宵堂治療院へお越し下さい。

本山 裕子

本山 裕子

鍼灸師 ‐婦人科系、内臓系、心のお悩みが得意分野です。

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