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耳鼻咽喉系のお悩み

咳喘息についての東洋医学的考察①

風邪の後の長引く咳

コロナ後遺症で改めて注目(?)された「咳喘息」。風邪症状が治っても、何故が咳だけが1ヶ月以上続いてしまう。しかも始まると止まりにくく、周囲の目が気になる。また、出ないで欲しい局面や場所で余計に出る、等という訴えが多いです。

実はコロナ以前からそういう訴えをされる方は多く、病院で咳止めや気管支拡張剤などを処方されても改善がない場合は当院のような鍼灸院にみえる患者様もいらっしゃいました。

東洋医学的な「肺」と「呼吸」の解釈

咳は臓器で言うと「肺」の異常です。肺は、潤いを好み乾燥を嫌うとされ、また下向きのベクトル↓が正常な働きです。つまり「吸い込むこと」が主な働き、という事です。

生理的には本来肺が膨らんだり縮んだりして「呼吸」をしているわけですが、その目的は「酸素を取り込み二酸化炭素を排出すること」。東洋医学的には「大気中の清気を取り込むこと」が目的ですので、しっかりと吸い込み、そして吐き出す必要があります。

そして病理的に咳とは、何らかの原因で「息を吐く」方向↑(呼気)が連続して激しく出てしまうことです。その時にゼイゼイと音がするか、痰が出るか、など細かい中医学的な分類はさておき、大まかには「吸い込めず吐き出す病理」なのです。では何故吸い込むより吐き出す方に出てしまうのか?

次回特に風邪の治りかけ、というシチュエーションに限定して考えてみることにします。

本山 裕子

本山 裕子

鍼灸師 ‐婦人科系、内臓系、心のお悩みが得意分野です。

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