【2024年5月の休業日】12日、19日はお休みします。月曜定休です。>> 鍼灸師個別の休業日はこちら

スポーツ障害

ケーススタディ|股関節の痛み

◆症状・経緯

2週間前から、痛い方の足に加重がかかると股関節にズキンとした痛みが走り、歩行時痛があるということで来院。思い当たる事としては、4週間前からプランク(体幹強化の運動)を始めたとのこと。

◆見立て

動作分析と整形外科学的テストにより、症状の原因となっている部位を特定。骨盤の歪みが原因であると判断して、骨盤矯正を行ったところ、その場で痛みの改善が見られた。再発しにくいように、周辺の筋肉を緩めて施術終了しました。

◆解説

今回の場合、仙腸関節の歪みが原因でしたが、仙腸関節の歪みの原因は、腰周り、骨盤周りの筋肉の過緊張が原因となっていました。プランクにより腰周り、骨盤周りの筋肉が過緊張を起こし、痛みにつながっていたと考えられます。

プランクはインナーマッスルを鍛えると言われていますが、プランクの種類、フォームによって一部のアウターマッスルが緊張してしまい痛みを作ってしまうと言うことはよくあります。どこの筋肉に効いているのか、無駄な力が入っていないかを意識して効果的なエクササイズになると良いですね。

プランク
中村正佳

中村正佳

鍼灸あんまマッサージ指圧師 -関節の痛みを専門とし、研究、施術に励んでいます。

関連コラム

最近の記事

  1. 歯ぎしりについて②

  2. 歯ぎしりについて①

  3. ケーススタディ|コロナ後遺症