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筋肉の痛み

ケーススタディ五十肩①|ある角度でピキッとした痛みが出て、可動域制限がある

◆症状・経過

整形外科で五十肩と診断されて2年が経つが、腕を上げた時にある角度でピキッと引っかかる感じがする。そのため可動域制限がある、とのことで来院。整形外科でのハイドロリリース治療や痛み止め、炎症を抑える注射なども効果がなく、またリハビリも通ったが思うような改善は見られなかったそうです。

◆見立て・施術

動作分析をしたところ、肩関節の外転・外旋の動作時に痛みが出ていました。日常動作で言うと、後頭部をかくとか、または車を運転する際右ハンドル車の運転席に座って右手でシートベルトを取る動作です(左手で取れば良いんですけどね・・・)。

ある一定の角度でピキッとした痛みが出るところから、痛みの原因となる部位は目星がつきましたが、整形外科テストと超音波エコーによる確認により、その部位を特定して施術に入りました。その結果、5回の施術で暫くぶりに可動域の改善が見られ、希望が見えたとのことでした。

また、この方は趣味のスポーツを継続するため、完全な可動域の回復を希望されておりましたが、今回の場合は鍼は使わず、徒手療法により著効を得ました。

◆考察

今回の五十肩の場合は、小円筋が柔軟性を失ったため、小円筋の横を通過する腋窩神経の滑りが悪くなり痛みを生じていました。その為、小円筋の柔軟性を回復させる徒手療法をしたところ、腋窩神経の滑りが良くなり、痛みの緩和と可動域制限の回復が見られました。

中村正佳

中村正佳

鍼灸あんまマッサージ指圧師 -関節の痛みを専門とし、研究、施術に励んでいます。

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