2026年3月の休業日の休業日のお知らせです。鍼灸でからだの調子を整えましょう。お気軽にご来院ください。

自律神経系(不眠・疲労感・気分障害・胃腸障害)

ケーススタディ|息苦しさ・喘息

◇症状・経緯

高校生。部活中に息苦しくなり、体育の時間も含め体を動かすと息切れをするようになったため、呼吸器内科に行ったところ、喘息との診断を受け、吸入などするも不変。症状に対する不安感もあり、逆に悪化傾向。知人の紹介で当院を受診。

◇見立て

本人的には部活も楽しくストレスはない、寧ろ息苦しいという症状がストレスであるとのこと。しかし脈やツボの反応を見ると、緊張が強い。特にお腹は全体がカチカチで、季肋部や心下部は押されると気持ち悪い(押されなければ自覚無し)。元々生理痛も酷く、テストや発表会など緊張状態で蕁麻疹や頭痛、眠りにくいなどの症状が出ていたとのこと。

◇施術

特に胸部の緊張を取る様に肝をターゲットに取穴。直後から呼吸が楽になったと感じる。喘息というより、緊張による過換気症候群の様なものだと思うと伝える。

◇考察

この方は元々季肋部、心窩部が狭く、東洋医学的には気逆(下に向かうべきものが、逆に上に向かう事。呼吸も肺に下りないといけないし、胃の内容物も小腸に下りないといけませんが、それが上に向かうと息が吸えなくなったり、吐き気がしたりします)しやすい骨格でもあり、また、いろんなことを頑張りたいという思いが体を緊張させていました。緊張が強いため、気逆を起こし呼吸が苦しくなっていたのだと思います。

一回の治療で呼吸が楽になったため安心感も出て、余計に治療が効いていった部分もあります。この後は、息苦しさも改善し、生理痛なども改善していきました。

本山 裕子

本山 裕子

鍼灸師 ‐婦人科系、自律神経専門

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